最近感じる貧富の差
約10年間にこの国をはじめて訪れたとき、乞食とかは町で見なかった。
国民の8割以上が農業を営んでいて、自給自足に近い生活だったからだ。
経済成長が著しくなってからこっち、貧富の差が拡大し始めてる。
久しぶりにカメラをもってぶらついていると、小さな女の子達がお金をくれとせがんでくる。
普段はこういうのは適当にあしらう。
観光客なんかは、その場しのぎでお金を上げる人が多いけど、彼らのためにあげないのが一般的。
今回は被写体が欲しかったこともあり、200円程度のお金を上げる代わりに写真を撮らせてもらった。
労働の対価ってことで。
どうせ、親に巻き上げられるだけどね。
同じぐらいの子供がいるけど、うちの子はTVみたりお菓子食いすぎて、ゴハンのこしたりと。
ここじゃあ、食うに困ってる子供もいて、勉強したくてもできなくって。
ただ、生まれた場所が違うだけ。
同じアジア人として、彼らの所得向上や生活の安定を目的に仕事しているハズなんだけど、来たときより貧富の差が拡大って、おのれの無力感を感じるが、まあ、個人の力じゃあねえ。チームの力も弱くって。
いろいろ考えさせられます。