13−FEB-2021

NIKON Z6, NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

過去ストックから一枚。

正月に実家に帰った時、庭の夏椿がなくなっていた。紅葉もハナミズキも火鉢もなくなっていた。柊木犀の垣根も綺麗さっぱり無くなっていた。実家に暮らす弟が、在宅勤務の傍らで管理が大変だからと処分したようだ。

大学に入り最初に手に入れた一眼レフカメラは、ミノルタのα8700iでAF Zoom 35-105mmと70-210mmを一緒に中古で購入した。最初の頃は、カメラのことなんかよく分からずにオートフォーカスの一眼レフといえばミノルタのαシリーズ、その最高峰のα8700iを買っとけば間違いないって感じで購入したものの、多すぎる機能は持て余し気味だった。ただ漠然とスナップを撮るのにはα8700iとズームレンズはとても便利だったけれども、写真部でそれではいかんと被写界深度やらなにやら勉強し始め、その時のモデルはもっぱら家の庭木と火鉢と愛犬だった。なかでも部活の展覧会にだした夏椿の花の写真は構図とその滑らかな階調がとても良いと、お客さんの投票結果も良く先輩達にもだいぶ褒めてもらい自信を付けたのを覚えている。